2021年12月7日

有料老人ホームは原則65歳以上が入居条件で介護やリハビリなどを行う「介護型有料老人ホーム」、外部の事業所と契約して介護サービスを行う「住宅型有料老人ホーム」、自立した高齢者が老後を充実して過ごすための施設「健康型有料老人ホーム」の3種類がある。そこで働く介護職員の雇用形態は現状、正職員の割合が6割以上であとの3割以上がパートやアルバイト、派遣社員などだ。

施設では、利用者の食事介助や入浴介助、食後の服薬や口腔ケア、見守りや介護記録の記入などを行うのが主な仕事である。入居者同士のコミュニケーションを図るために施設内で行われる、レクリエーションの企画や準備なども介護職員の仕事の一つだ。ただこうした仕事内容は施設の種類によって少し違いがある。違いが気になるなら施設ごとの仕事内容を確認してみるといいだろう。

そんな日々忙しく働く介護職員にも様々な苦労や悩みを抱えている。深刻な問題の一つが「介護職員の人材不足」だ。利用者にとって満足のいく手厚い介護をしたいと思いながらも、人手が足らないことが原因で、他のスタッフや上司から流れ作業のような介護を求められてしまうことがある。住居型老人ホームでは、24時間入居者に寄り添った介護ができるかと思いきや、食事の準備や掃除、洗濯などといった家事のような仕事ばかりで、介護の仕事に疑問を抱く介護職員もいる。

そして比較的裕福な利用者が入居する有料老人ホームは、ホテルのような豪華なものであったり、入居費が数千万円することもあったりする。そういった場所で介護職員として働くと、入居者や家族からの服装や髪形、言葉遣いなど細かくチェックが入り、介護の仕事とは関係のないクレームまで言われることがあるようだ。